「レオパは夜行性なの?昼間は寝ているの?」「夜行性なのに飼ってて楽しい?お世話とかできるのかな?」といった悩みにお答えします。
レオパは夜行性の動物なので、昼間は隠れ家で寝ています。とはいえ真夜中ではなく、夕方くらいから動き始めるので、十分にお世話や観察を楽しむことができます。
しかし、夜行性だからこそ気を付けてほしいことがあります。この記事では、夜行性の特徴を知らずに飼育を始めて後悔しないため、注意するべきポイントをご紹介します。
レオパの夜行性の特徴を知りたい方、飼い始める前で不安な方は、ぜひ最後までご覧ください。特に、記事後半で紹介する「レオパ専用の遊び場」は、必見の便利グッズです。
爬虫類の飼育用品メーカー『両爬工房』代表
Kanta
かんた
爬虫類を含めた動物の飼育歴23年。自分でも爬虫類を飼いながら、飼育用品メーカー『両爬工房』代表として、爬虫類シェルターなどを開発・販売している。ものづくりのモットーは「ユニークで良いものを」。好きな食べ物は、ティラミスとスタバのフラペチーノ。好きなアーティストは、優里と菅田将暉。
レオパは夜行性だから昼間は寝ている
レオパードゲッコーは、夜行性の生き物です。昼間はほとんど寝ています。これは自然の習性で、野生のレオパも夜に活動します。昼間の強い光や高い温度から身を守るために、暗くて涼しい場所で過ごしたいからです。
飼育しているレオパも同じように、昼間はシェルターや流木の日陰などで休んでいます。昼間に動かないからといって心配する必要はありません。
基本的には夜になると、ケージの中を元気に動き回ります。寝ている昼間も可愛いですが、夜の行動を観察するのもレオパ飼育の楽しみの一つです。
レオパが昼間に寝ているのは正常な行動です。飼育環境を整えてあげれば、夜に活発に動いてくれるので、レオパとの生活がもっと楽しくなります。
レオパは夜行性なのに飼ってて楽しいの?
レオパは夜行性ですが、それでも飼育は十分に楽しいはずです。夜行性の生き物だからこそ仕事や学校を終えた夜、ゆっくりと観察したり、お世話をしたりする楽しみがあります。
それに夜行性と言っても、完全な真夜中ではなく、夕方頃から動き出すイメージです。個体の中には、飼い主の生活リズムに合わせて昼夜逆転することもあります。
人によっては、忙しい日中にあまり時間が取れない人にも嬉しいのではないでしょうか。レオパとの生活を楽しみたい方にとって、夜行性なのはむしろ好都合なのです。
レオパが夜行性だから気を付けるべきこと
レオパが夜行性だからこそ、気を付けるべきことをご紹介します。全部教えるので、これを知らずに飼い始めて「イメージと違った!」とならないようにしてください。
- 昼間だと寝てるからエサを与えにくい
- 昼間だと寝てるから掃除をやりにくい
- 昼間だと寝てるから見どころが少ない
昼間だと寝てるからエサを与えにくい
レオパは昼間に寝ているため、エサを与える時間には工夫が必要です。日中にエサをあげてもレオパは眠っているため、気づかなかったり、食欲が低下したりすることがあります。
最適なエサやりの時間は、レオパが活動を始める夕方から夜にかけてです。この時間帯にエサをあげることで、レオパが自然にエサを食べるようになります。
また、エサの時間を一定にすることも大切です。決まった時間にエサをあげることで、レオパはその時間に活動を始めるようになります。
リズムを付けるために、エサを与える前に少しケージ内を暗くするなど、夜の環境を作ってあげると効果的です。こうすることで、レオパが夜だと認識し、食欲が増します。
昼間だと寝てるから掃除をやりにくい
レオパは昼間に寝ているため、ケージの掃除が少し難しくなります。日中に掃除をすると、レオパの休息を妨げることになり、ストレスを与える可能性があります。
しかし、清潔な環境を保つことは、レオパの健康にとって非常に重要です。掃除をする際には、レオパができるだけ落ち着いて休んでいる時間を避けるのが良いでしょう。
例えば、夕方から夜にかけて、レオパが活動を始める前に掃除をすることをお勧めします。この時間帯なら、レオパにストレスを与えることなく掃除ができます。
とはいえ、時間を気にしすぎて不衛生な状態を続けるのも良くありません。できるだけ起こさないようにするだけで、基本的には清潔重視でメンテナンスしましょう。
昼間だと寝てるから見どころが少ない
レオパは昼間に寝ているため、日中に観察する楽しみが少なく感じるかもしれません。夜行性のため、昼間はほとんど活動せず、シェルターの中で静かに過ごします。
しかし、夜になるとレオパは活発に動き始めます。ケージ内を探検したり、エサを食べたりする姿はとても魅力的です。
夜の時間帯に観察することで、レオパのユニークな行動を楽しむことができます。昼間は見どころが少ない分、夜にレオパの本来の姿をじっくり観察できる楽しみがあります。
レオパの飼育において、夜の時間を大切にすることがポイントです。夜行性のレオパを理解し、その生活リズムに合わせた飼育方法を取り入れつつ、ふれあいを楽しみましょう。
夜行性のレオパは、夜にケージを動き回る
レオパは夜行性のため、夜になるとケージ内を活発に動き回ります。昼間はほとんど寝ているので、夜に活動するのが彼らの自然なリズムです。夜の時間帯にレオパを観察することで、その本来の姿を楽しむことができます。
レオパが夜に動き回ることを考えると、ケージ内に適切な遊び場を設置することが重要です。遊び場を設けることで、レオパは探検や運動を楽しむことができ、ストレスの軽減にもつながります。
特におすすめなのが、専用の遊び場製品「はちゅれちっく」です。この遊び場はレオパの夜間活動をより充実させるために設計されています。さまざまなアクセサリーが揃っており、レオパが安全に楽しく動き回ることができます。
レオパの夜の楽しみ!遊び場「はちゅれちっく」
両爬工房では、小型爬虫類向けの遊び場(遊び場付きロフト)「はちゅれちっく」を開発・販売しています。
はちゅれちっくを使えば、レオパの立体活動をサポートできるので、運動不足の解消や便秘・肥満の予防につながります。野生のような活き活きとした姿を見られるので、あなた自身も飼っていて楽しくなるはずです。
サイズは「2階建て」「3階建て」の2種類で、お使いのケージサイズに合わせて選べます。特別な知識や技術は必要なく、設置するだけで立体レイアウトのできあがりです。
「レオパに喜んでほしい」「積極的に運動させたい。ずっと健康でいてほしい」と思う方は、レオパ専用の遊び場「はちゅれちっく」をぜひ手に入れてください。
レオパの遊び場「はちゅれちっく」で飼育がもっと楽しくなる!この記事のポイント
今回は「レオパの夜行性」について解説しました。最後に、この記事の大切なポイントを振り返りましょう。
- レオパは夜行性だから、昼間は基本的にシェルターで寝ている
- 夜行性だから、むしろ夕方から夜にかけてゆっくり観察できる
- 昼間だと寝ているから、餌やりやメンテナンスするのは難しい
- 夜にケージ内を動き回るので、楽しめる遊び場などを置くべき
- レオパの遊び場なら両爬工房の「はちゅれちっく」がおすすめ
レオパの遊び場をお探しの方は、下記の記事がおすすめです。
- 監修:山本直輝, 写真・編集:川添宣広, 「レオパの教科書」, 笠倉出版社, 2020年1月1日
- 著者:小家山仁, 写真・編集:川添宣広, 「ヒョウモントカゲモドキの健康と病気」, 誠文堂新光社, 2019年4月12日