「肥満のレオパは突然死するって本当?なんでなの?」「効果的なダイエット方法を知りたい!」といった悩みにお答えします。
肥満のレオパは突然死するリスクがあります。なぜなら、他の病気を患いやすくなるからです。そのため、すぐにでもダイエットを始めて、痩せなければいけません。
この記事では、「肥満のレオパが突然死する原因」「レオパ向けのダイエット方法」をご紹介します。突然死させたくない方、健康でいてほしい方は、ぜひ最後までご覧ください。
爬虫類の飼育用品メーカー『両爬工房』代表
Kanta
かんた
爬虫類を含めた動物の飼育歴23年。自分でも爬虫類を飼いながら、飼育用品メーカー『両爬工房』代表として、爬虫類シェルターなどを開発・販売している。ものづくりのモットーは「ユニークで良いものを」。好きな食べ物は、ティラミスとスタバのフラペチーノ。好きなアーティストは、優里と菅田将暉。
肥満のレオパが突然死する原因
肥満のレオパは突然死するリスクがあります。なぜ突然死するかというと、肥満になることで次のような病気を患う可能性が上がるからです。
- 肝脂肪変性(脂肪肝)
- 心不全
- 心臓発作
- 消化不良
- 腸閉塞
- 卵詰まり
そのため、今のうちは元気だとしても突然病気にかかり、ぽっくり亡くなってしまうかもしれません。そうなってからでは、もう後悔しかありませんよね。
レオパに長生きしてほしい方、もしくはレオパにずっと健康でいてほしい方は、すぐにでもダイエットをさせてあげましょう。
肥満のレオパが痩せるためのダイエット
レオパが太り過ぎて肥満になったときの簡単ダイエットをご紹介します。どれもすぐにでもできるうえ、簡単に痩せられる方法です。
「後でいいや…」と放置すれば、きっと気付かぬうちに太り過ぎ、突然死することだってあります。まずはできることからでいいので、チャレンジしてみてください。
- 食事量と食事頻度を減らす
- ケージをひと回り広くする
- 動き回れる遊び場を設置する
残念ながら裏技はなく、人間と全く同じで大切なのは「食事と運動」です。
レオパに負担をかけ過ぎないために、まずは少しずつでもいいので食事を減らし、運動をできる環境を作ってあげてください。
肥満のレオパのダイエットについてもっと知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
レオパの簡単ダイエット7選!脇ぷにが気になるおデブから卒業この記事のポイント
今回は「肥満のレオパが突然死する原因」について解説しました。最後に、この記事の大切なポイントを振り返りましょう。
- レオパは肥満になると、脂肪肝や心不全のリスクが上がりやすい
- 人間と同様、毎日の食事と運動を見直すことがダイエットになる
- 日頃から適切な環境を整え、遊び場を使って運動させるのが大切
記事後半でもお伝えしたように、レオパの便秘対策には「爬虫類専用の遊び場」が有効です。登り降りなどの立体活動により、運動不足を解消し、便秘対策につながります。
レオパにおすすめの遊び場「はちゅれちっく」を下記の記事でご紹介しています。遊び場の設置を考えている方は、下記の記事をご覧ください。
- 監修:山本直輝, 写真・編集:川添宣広, 「レオパの教科書」, 笠倉出版社, 2020年1月1日
- 著者:小家山仁, 写真・編集:川添宣広, 「ヒョウモントカゲモドキの健康と病気」, 誠文堂新光社, 2019年4月12日