【意外】レオパが喜ぶこと&嫌がること14選|ガチで嬉しい便利グッズ

【意外】レオパが喜ぶこと&嫌がること14選|ガチで嬉しい便利グッズ

「レオパの喜ぶことを知りたい!具体的なことを教えて!」「嫌がることは何なの?気付かずやってないかな…」といった悩みにお答えします。

レオパの喜ぶことは、実はたくさんあります。エサや温湿度、立体活動など、喜ぶポイントを満たしてあげなければいけません。逆に言えば、それだけ嫌がることもあるわけです。

この記事では、「レオパの喜ぶこと&嫌がること」をプロの目線からご紹介します。あなたはきちんと喜ばせているのか、この記事を参考にしてチェックしてみてください。

レオパに喜んでほしい方、もっとレオパを大切にしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。特に、記事後半で紹介する「レオパ専用の遊び場」は、必見の便利グッズです。

この記事の著者

爬虫類の飼育用品メーカー『両爬工房』代表

Kanta

かんた

プロフィール

爬虫類を含めた動物の飼育歴23年。自分でも爬虫類を飼いながら、飼育用品メーカー『両爬工房』代表として、爬虫類シェルターなどを開発・販売している。ものづくりのモットーは「ユニークで良いものを」。好きな食べ物は、ティラミスとスタバのフラペチーノ。好きなアーティストは、優里と菅田将暉。

【大前提】レオパの気持ちは人間にわからない

【大前提】レオパの気持ちは人間にわからない

大前提として、レオパの本当の気持ちは、レオパにしか分かりません。レオパは人間とは全く異なる生き物で、私たちの感覚や感情とは違うものを持っています。

飼い主としてレオパの行動や反応を観察することは大切ですが、かといって完全に彼らの気持ちを理解できるわけではありません。例えば、レオパが喜んでいるのか、単にリラックスしているのかは、見た目だけではわかりません。

また、レオパの喜びや不快感には、多少の個体差があります。あるレオパが好きな環境や食べ物が、他のレオパにとってはストレスになることも。ですから、全てのレオパが同じように感じるわけではないことを覚えておきましょう。

レオパの気持ちを完全に理解することは難しいですが、彼らの行動や反応からヒントを得て、最善の環境を作り出す努力が大切です。ぜひ本記事を参考に、あなたなりにレオパを喜ばせてあげてください。

レオパが喜ぶこと7選

レオパが喜ぶこと7選

多少の個体差はあるものの、レオパたちは次のようなことで喜びます。それぞれ具体的な内容について、解説していきます。

  • お気に入りのエサを与えられる
  • キレイで新鮮な飲み水を与えられる
  • 糞尿や汚れがなくて清潔である
  • 外敵から身を隠せて落ち着ける
  • 適正な温度の場所で過ごせる
  • 適正な湿度の場所で過ごせる
  • 遊び場で登り降りなど運動できる

お気に入りのエサを与えられる

レオパは、自分の好きなエサをもらうと喜びます。レオパの食欲を引き出すために、いろいろな種類のエサを試してみましょう。

虫や小さな昆虫が主なエサになりますが、個々のレオパによって好みが違います。時には、栄養バランスを考えた市販のレオパ専用フードも取り入れると良いでしょう。

レオパが特に好むエサを見つけたら、それを定期的に与えることで、彼らの健康も維持しやすくなります。また、エサの与え方にも工夫をしましょう。生きた虫を動かすことで、レオパの狩猟本能を刺激し、食事の時間がより楽しくなります。

エサの新鮮さにも注意し、常に清潔なものを与えることが大切です。好きなエサはレオパを喜ばせるだけでなく、健康で元気に過ごせる源になります。

キレイで新鮮な飲み水を与えられる

レオパにとって、キレイで新鮮な飲み水を毎日与えることは非常に重要です。レオパも他の動物と同じように、水分を必要としています。飲み水が汚れていると、レオパの健康に悪影響を与えることがあります。

水皿は軽くでもいいので毎日洗い、新しい水を用意しましょう。また、飲み水は適度な温度に保つことも大切です。冷たすぎる水は、レオパの体温を下げてしまう可能性があります。

さらに、水皿の設置場所にも注意しましょう。レオパが簡単にアクセスできる場所に置くことで、いつでも水を飲むことができるようにします。これにより、レオパの体内の水分バランスを保ち、元気に過ごすことができます。

糞尿や汚れがなくて清潔である

レオパは清潔な環境を好みます。糞尿や汚れが溜まったままのケージは、レオパにとって不快なだけでなく、健康にも悪影響を与えます。清潔な環境を維持するために、ケージ内の掃除を定期的に行いましょう。

まず、糞尿は毎日取り除くことを心がけてください。特にレオパの排泄場所は清潔に保つことが重要です。汚れた床材やデコレーションはすぐに交換し、新鮮なものに取り替えましょう。また、ケージ全体の大掃除は少なくとも月に一度行うことをおすすめします。

掃除の際には、レオパが安心して隠れられる場所を一時的に提供してあげると良いでしょう。これにより、掃除中のストレスを軽減できます。さらに、清潔な環境はレオパの健康を保つだけでなく、彼らの活動性を高め、より快適に過ごせるようにします。

外敵から身を隠せて落ち着ける

レオパは自然界では外敵から身を守るために隠れ場所を探します。同じように、飼育環境でも安心して隠れられる場所が必要です。レオパがストレスなく落ち着いて過ごせるために、ケージ内にいくつかの隠れ家を用意しましょう。

隠れ家としては、爬虫類用のシェルターがおすすめです。レオパが隠れることで、安全と感じ、リラックスすることができます。また、隠れ家は複数設置することで、レオパがその時の気分や温度に合わせて選べるようになります。

さらに、隠れ家の配置も重要です。ケージ内の温度勾配に応じて、暖かい場所と涼しい場所の両方に隠れ家を設置すると、レオパが快適に過ごせます。また、定期的に隠れ家の掃除を行い、清潔な状態を保ちましょう。

適正な温度の場所で過ごせる

レオパは適正な温度の環境で過ごすことがとても重要です。温度管理が適切でないと、レオパの健康に悪影響を与えることがあります。ケージ内には温度の勾配を作り、レオパが自分で快適な場所を選べるようにしましょう。

具体的には、ケージの一部を暖かくし、もう一部を涼しくすることで、レオパがその時の体調や気分に合わせて移動できるようにします。暖かい場所にはヒートマットやランプを使用し、温度を常に一定に保つことが大切です。

また、温度計を設置し、ケージ内の温度を常にチェックしましょう。特に寒い季節や暑い季節には、室温の変化に注意し、必要に応じて調整を行います。適正な温度範囲は、昼間が28~32℃、夜間が24~26℃が理想的です。

温度が適正でないと、レオパの消化不良や免疫力低下の原因となります。温度管理を徹底することで、レオパは健康で快適に過ごすことができます。適正な温度を維持することで、レオパの幸福度を高めましょう。

適正な湿度の場所で過ごせる

レオパは適正な湿度の場所で過ごすことを非常に喜びます。湿度が適切でないと、脱皮不全や健康問題を引き起こすことがあります。ケージ内の湿度を50%から60%に保つことで、レオパの快適さを維持しましょう。

湿度を保つためには、ケージに湿度の高い隠れ家を設置するのが効果的です。湿度を保つ素材を使ったシェルターを利用すると良いでしょう。これにより、レオパは自分で湿度の高い場所を選んで過ごすことができます。

また、ケージ内の湿度を定期的にチェックするために、湿度計を設置することをおすすめします。特に乾燥しやすい冬や夏には、湿度の振れ幅が大きいので注意が必要です。

もし湿度が低すぎる場合は、霧吹きでケージ内を軽く湿らせることで、湿度を上げることができます。この時、床材を湿らせるとカビの原因になるため、必ず壁面にしてください。

遊び場で登り降りなど運動できる

レオパは運動を楽しむことで、健康を維持し、ストレスを解消します。ケージ内に遊び場を作ることで、レオパが自由に登り降りできる環境を与えましょう。これにより、レオパは身体を動かし、自然な行動を取ることができます。

遊び場は、安全に使えるレオパ専用の遊び場がおすすめです。レオパが興味を持ちやすく、活発に動き回るようになります。両爬工房の「はちゅれちっく」のように、さまざまな仕掛けや遊具があると、レオパの活動の幅を広げてくれます。

適度な運動は、レオパの消化や筋力の維持にも役立ちます。遊び場を与えることで、レオパの生活がより充実し、健康で幸せな毎日を過ごせるようになります。

レオパが嫌がること7選

レオパが嫌がること7選

喜ぶことと同様に、実はレオパの嫌がることは、たくさんあります。

あなたは気付かずにレオパの嫌なことをやっていませんか?きちんと大切にできているか、チェックしてみてください。

  • 喜ぶことの反対のこと
  • 頭や身体を撫でられる
  • 手のひらに乗せられる
  • 尻尾や手足をつかまれる
  • 脱皮の残りが付いている
  • 気に入らない同族がいる
  • 立体活動できる場所がない

喜ぶことの反対のこと

レオパが嫌がることは、喜ぶことの反対の状況を想像するとわかりやすいです。例えば、不適切な温度や湿度、不衛生な環境はレオパにとってストレスとなります。

まず、温度や湿度が適正でない場合、レオパは快適に過ごせません。寒すぎる環境では消化不良を起こし、暑すぎる環境では体力を消耗してしまいます。同様に、湿度が低すぎると脱皮がうまくいかず、高すぎるとカビが発生しやすくなります。

また、ケージ内が汚れていると、レオパはストレスを感じます。糞尿や食べ残しが放置されていると、病気の原因にもなります。定期的な掃除で清潔を保ちましょう。

さらに、隠れ家が不足していると、レオパは安心して過ごせません。外敵から身を守る本能が働き、常に緊張状態になることがあります。複数の隠れ家を用意してあげることが重要です。

上述した「レオパの喜ぶこと」を何度も読み返し、あなたが反対のことをしていないか、順番にチェックしてみてください。

頭や身体を撫でられる

レオパは基本的に触られることを好みません。特に、頭や身体を撫でられるとストレスを感じることが多いです。レオパは自然界では捕食者から逃れるために隠れたり、動かないようにする生き物です。そのため、触られることは恐怖や不安を引き起こす原因となります。

飼い主としては、可愛いレオパを撫でたい気持ちはわかりますが、無理に触るのは避けましょう。レオパが自ら近づいてくる場合を除き、基本的には見守る姿勢が大切です。また、触れる際には優しく短時間にとどめ、レオパの反応をよく観察してください。

さらに、レオパを撫でることで皮膚にダメージを与える可能性もあります。特に脱皮中や直後は皮膚がデリケートな状態なので、触らないように注意が必要です。

手のひらに乗せられる

レオパは手のひらに乗せられることを嫌がることが多いです。人間の手は大きく、レオパにとっては捕食者に捕まえられたような感覚を引き起こします。これがストレスや不安の原因となり、健康に悪影響を及ぼすこともあります。

急に手のひらに乗せようとすると、レオパは驚いて暴れたり逃げようとしたりすることも。これはレオパの自然な防御反応であり、無理に手に乗せるのは避けた方が良いでしょう。

レオパに触れる際は、まず彼らが落ち着いていることを確認し、ゆっくりとした動きで近づきます。また、手のひらに乗せるのではなく、指先や手の甲を使って優しく触れる方が、レオパにとっては安心しやすいです。

レオパが自ら手に乗ってくる場合は、そのタイミングを見逃さず、無理のない範囲で触れ合いを楽しむことができます。これにより、レオパはストレスを感じず、安心して過ごすことができます。

尻尾や手足をつかまれる

レオパは尻尾や手足をつかまれることを非常に嫌がります。これらの部分は特に敏感であり、つかまれると強いストレスを感じます。

尻尾をつかまれると、レオパは防衛本能で尻尾を自ら切り離すこと(自切)もあります。これはレオパにとって非常に大きなストレスとなり、健康にも悪影響を及ぼします。

また、手足をつかまれることもレオパにとっては恐怖の体験です。自然界では捕食者に捕まえられることを意味するため、レオパは非常に警戒心を持ちます。無理に手足をつかむと、レオパは暴れて逃げようとするため、ケガをする危険もあります。

レオパに触れる際は、ゆっくりとした動きで接近し、彼らがリラックスしている時に優しく触れるようにしましょう。尻尾や手足に触れるのではなく、体の中央部分をそっと触れる方が、レオパにとっては安心しやすいです。

脱皮の残りが付いている

レオパは脱皮の残りが身体に付いていることを嫌がります。脱皮は自然な行為ですが、残りがあると不快で、皮膚の健康に悪影響を与えることがあります。特に、手足や尻尾に脱皮の残りが付いていると、血行不良を引き起こし、最悪の場合には壊死することもあります。

脱皮がスムーズに行われるようにするためには、ケージ内の湿度を適切に保つことが重要です。湿度が低すぎると脱皮が困難になり、残りが多くなります。脱皮前のときは、普段より湿度は高めに保ちましょう。

もし脱皮の残りが見つかった場合は、レオパをぬるま湯に浸けることで、皮膚を柔らかくして取り除きやすくすることができます。ただし、無理に剥がそうとせず、優しく取り除くことが大切です。

また、レオパが自分で脱皮をスムーズに行えるように、ケージ内に湿度の高い隠れ家や表面がざらついた岩を用意するのも効果的です。これにより、脱皮をサポートできます。

気に入らない同族がいる

レオパは気に入らない同族がいるとストレスを感じます。レオパは単独行動を好む生き物であり、他のレオパと一緒に飼育されると縄張り争いやストレスの原因となります。特に、性格や体格が違う個体同士を同じケージに入れると、トラブルが発生しやすいです。

同じケージで飼育する場合は、十分なスペースを確保し、それぞれのレオパが自分の領域を持てるように工夫することが必要です。また、隠れ家やシェルターを複数用意し、レオパが安心して隠れられる場所を提供しましょう。

レオパ同士の相性を確認するために、最初は短時間だけ一緒にして観察します。攻撃的な行動やストレスの兆候が見られた場合は、すぐに別々にすることが重要です。

個別に飼育するのが理想的ですが、どうしても一緒に飼いたい場合は、レオパの性格や行動をよく観察し、適切な環境を整えてあげましょう。

立体活動できる場所がない

レオパは立体活動を楽しむ生き物で、登り降りできる場所がないとストレスを感じます。平坦なケージだけでは、レオパの運動不足や退屈の原因になります。立体活動ができる環境を与えることで、レオパの心身の健康を維持することができます。

ケージ内には、レオパ専用の遊び場などを設置して、レオパが自由に登ったり隠れたりできるようにしましょう。これにより自然な行動を促し、活動量を増やすことができます。

立体活動ができる環境を整えることで、レオパのストレスを軽減し、健康で快適に過ごせるようにしましょう。これにより、レオパの生活の質を高めてあげましょう。

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サイズは「2階建て」「3階建て」の2種類で、お使いのケージサイズに合わせて選べます。特別な知識や技術は必要なく、設置するだけで立体レイアウトのできあがりです。

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この記事のポイント

この記事のポイント

今回は「レオパの喜ぶこと&嫌がること」について解説しました。最後に、この記事の大切なポイントを振り返りましょう。

  • 大前提として、レオパが本当に喜んでいるかはわからない
  • エサや温湿度など、レオパが喜ぶポイントはたくさんある
  • レオパの嫌がることの大半は、喜ぶことの反対と考えよう
  • 立体活動ができない不満は、レオパ専用の遊び場で解決できる
  • レオパの遊び場なら両爬工房の「はちゅれちっく」がおすすめ

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